写真と暮らしましょう
写真の常識
いい写真がほしいなら、まず写真の常識を勉強しましょう。
- 写真のサイズ
- 写真のピクセル寸法は、目的のプリントサイズに300dpiでプリントする場合の理想データです。 300dpiは、フロンティアでプリントする場合の最適な解像度です。プリントサイズのデータは、
理想データ以上の大きなサイズは不要です。理想データ以上に大きくても、画質が良くなる事はありません。
- 写真の色
- 変色という言葉は、よく耳にされると思いますが、ほとんどの場合、前で述べた退色のことを指して
使っている人が多いようです。実際の変色は写真やフィルムのベースとなる物(写真なら白いペーパー。フィルムなら茶色っぽいプラスチック状のセルロース)が、劣化などが原因で色が変化することをおもに
言います。だから、写真が変色するという言い方も決して間違いではないのですが、ペーパーの変色
がはじまり、少しずつ黄ばんで来て、それと同時に写真の色素の退色が起こり茶色っぽくなります。古い白黒写真を思い出して下さい。セピア色した写真のことです。昔の白黒写真に使った紙は
すべてバラ板紙といって、ペーパーの表面や裏面に紙質や画像の保護をするためのコーティング
が無いものでした。現代の写真のペーパーにはコーティングが施してあるので、このような変色や、
表面のヒビ割れなど、私たちがふだん目にする機会は少ないはずです。左のご覧の写真は、
古いバラ板紙で、表面がボロボロになっていたものを見やすいように修正したものです。写真の保管に注意していないと、これから先、大切な写真にどの様な現象が起こるのか想像
すらできません。そして、次のことを忘れないように心に留めておいて下さい。お手元の皆さん
の大切な思い出の写真は、皆さんが気が付いていないだけのことで、もうすでに退色及び変色は、
始まっているのです。
- フィルムの管理
- フイルムには湿気とホコリは大敵です。湿気はフィルムにカビが生えたり、ネガアルバム(ネガシート)
にフイルムが、くつっいて、シミが残ります。クリーナーで拭いても、手間がかかるだけでカビ、
シミの痕はぜんぜん取れません。現像後のフィルムは、とても傷が付きやすいので取り扱い
にも十分な注意が必要です。ホコリはフイルムの静電気で吸い寄せられて来ますので、ジャンボブロア
などで吹き飛ばす程度にして下さい。素手でフイルムを触るのは厳禁です。